住宅ローンについて知ろう!
住宅購入の費用は住宅価格だけでなく、いろいろな費用が必要になります。
個々の人生設計、家族の事情を踏まえたローン計画をする事が大事です。
住宅ローンは年収100万円くらいから可能で、勤続年数も1年あれば可能なプランもあります。
ただ、審査が通ったからといって、ぎりぎりの予算で安易にローンを組んでしまうと 後々支払いに追われて大変な事になるプランはお薦めできません。
頭金はいくら必要か、親からの住宅資金贈与の可能性は ?
今、使える優遇税制活用法など アドバイスさせていただきたいと思っています。
住宅ローンの種類
①公的住宅ローン
・財形住宅融資(5年ごと固定)
公務員や会社員を対象とした融資。財形貯蓄を 1年以上続け、残高が50万円以上有る人が使え る。フラット35と併用可能。金利は低い場合が多い。リフォームに も使用可。
・自治体融資
都道府県や市区町村が申込窓口になり、その地域に一定期間居住また は勤務している人に対して行う融資。
(愛知県、名古屋市は現状行っていないようです。その他の地域の方 は、勤務地域またはお住まいの地域の自治体にご確認ください。)
②民間住宅ローン
銀行、JA、生命保険会社、住宅ローン専門会社、信販会社、クレジット 会社など、さまざまな金融機関が扱っています。金利もいろいろです。 同じ金融機関でも、何種類か扱いがあったりキャンペーンで金利優遇が あったりします。主なローンの種類は以下になります。
・固定金利型
借入期間中、金利は変わりません。金利は少し高め。
・変動金利型
金利見直しで変動します。借りている期間、上昇が無ければお得です が・・・。
・固定金利期間選択型
当初一定期間は借入時の金利が固定。その後、期間終了後の金利にな る。
短い期間のみ低金利の場合 要注意!
・フラット35
35年固定で、金利も低め。
年収制限は比較的緩いが、中古の場合、物件の審査制限が厳しい。
③その他
・社内融資
・公務員共済
勤務先によって、融資の有無、内容とも異なる。
住宅ローンを借りるのに必要な費用
・保証料
ローンの種類により、借入金額によって増える場合と一定額の場合、不要 な場合がある。
・事務手数料
ほとんどの場合必要。金利が低く、保証料0でも 総返済額が多くなる事 もあるので 要注意!
・団体信用生命保険
強制加入と任意加入がある。健康状態に不安がある人は入れない事があ る。
他にも費用がかかります、予算に入れて検討してください
物件取得に必要なその他の費用
①諸費用
・火災保険
建物や家財を守るために必要となります。地震保険特 約も付けることをお 薦めします。
・仲介手数料
住宅取引が仲介の場合、不動産業者に支払う手数料が必要になります。
(物件価格(税抜)x3%+6万円)+消費税が上限です。
・登記手数料
司法書士に保存登記、移転登記、抵当権設定登記を依頼するのに必要にな ります。
②税金
・印紙税
・登録免許税
・不動産取得税
・固定資産税、都市計画税(清算金)
その他、住宅取得後必要な費用
・引越費用
・家電、家具、インテリア商品など耐久消費財
・マンションの場合、管理費、修繕積立金など
・固定資産税、都市計画税